ご縁があって干物専門店矢口商店より、ツボダイ開き、サバ灰干し、特大アジ開きをお試しさせていただきました~。
発泡スチロールの箱に入って冷凍で届きましたよん。
矢口商店は、5代続く干物の老舗で「丁寧な仕事」が評判の茨城県の干物屋さん。ネット通販は最近再開されたとのこと。
確かに、丁寧な仕事っぷりが伝わるきれいな干物達。
こちらは、焼く前のサバですが・・・・・干物のくせにイキイキしていて(?)きれいなんです~。
一番、印象に残ったのはツボダイかなぁ。
イボダイ(エボダイ)は以前、他の干物屋さんから取り寄せたこともあったけど、今度は、ツボダイかぁ・・・・・・鯛ってほんとたくさん種類があるんですねぇ。
ツボダイについて少し調べると「市場に入荷することは稀」って書いてありました~。うほ~。高級魚!?
イボダイと違ってかなり立派。肉厚。 鯛独特のさっぱりとした、でも旨みのある味わいはそのままに、沸き上がってくるような脂に加え・・・・・・・・
この端っこのプルプル、コラーゲン??みたいな脂身??がまたうまい!!!
また塩加減が絶妙で上品。後を引きます~。
私は、干物の皮も好きなんですが・・・・・・
ツボダイの皮はちょっと厚くて強いので食べれませんでしたが、皮と身の間の脂身んところの旨みがハンパなくて、ガツガツしゃぶりついて食べてしまった(お行儀悪い)
こちらはアジの開きです。
アジも旨みと塩加減のバランスがすばらしくて、とてもおいしかった。アジって生で買って自分で調理して食べても実はあんまり好きな味ではないんですね~(汗)でも、矢口商店に干物にしてもらえばこんな感動的においしい。脂ののり、魚の旨み・・・・・やっぱり矢口商店の魚の目利きがいいんだろうなぁ。そして、干物を作る過程へのこだわりも強く感じました。
こちらは、サバ。干物を作る過程と言えば・・・・・・気になったのが「灰干し」という方法・・・・・・・矢口商店では、サバとサンマは灰干しなんですね。
灰干しとは・・・・・火山灰と備長炭を使って通常の5倍の乾燥時間と手間をかけて干しあげる方法だそうで・・・・・・
簡単に言うと・・・・・・臭みが減って、旨みが凝縮されるのかなぁ。そして、しっとり???
もう、ジューシーで干物ってことを忘れて食べてました。
それに、サバって生臭さが気になる魚代表だと思うんですが、臭みが旨みに変わっているみたいな不思議な印象で・・・・・・もうがっついて、旦那と取り合いをして食べました(汗)
また、少し珍しいかもしれませんが、私はフライパンで干物を焼きます。クックパー フライパン用ホイルを敷いて(←これ便利)蓋を閉めて。グリルを汚さずに済むし、脂の多い魚ほどおいしさが増すような気がします。
矢口商店の干物は、どれも立派でしたが、ちょうどフライパンに入るサイズで扱いやすかったです。
おいしくいただきました~。やっぱり干物って最高!!