もう冬が終わってしまう。今年もかぶら寿しを食べておかなくては。金沢の老舗のお漬物屋さん、四十萬谷本舗で、かぶら寿しを買って帰りました。四十萬谷本舗=しじまやほんぽと呼びます。

金沢育ちの私 かぶら寿しは、お正月のおせち料理と一緒に食べたりするのが定番でした ケンミンショーで取り上げられたことで今ちょっと品薄状態かも!?
金沢育ちの私にとっては、かぶら寿しはそんな珍しいものではありません。かぶら寿しは、けっこうお値段がはるので、貧乏な我が家では(汗)普段の食卓にというよりは、お正月におせち料理と一緒に食べたりするのが定番でした。
つい最近このかぶら寿しが秘密のケンミンショーで紹介されたとか何とかで話題のようですね。私がかぶら寿しを購入した四十萬谷本舗さんの実店舗でも、1日に販売する数量を限定しているようで、連日売り切れ~。夕方に行くとない~。
かぶら寿しは、寿司ではない 漬け物(麴漬け)です
かぶら寿しは、漬け物です。寿司ではありません。

簡単に言うと、「ぶり」を「かぶ」でサンドイッチ、それを麹に漬けた麹漬けです。こんな感じでにんじんも一緒につけてあることが多いです。ちなみに、これで2枚です。

かぶも麹も白なので、にんじんのオレンジが映えてきれい。見た目も何となく冬らしい。(食べ物だと私は思っている。)
酸っぱいと甘いが不思議なハーモニー 優しい味わいのかぶら寿しです
子供の頃は、かぶら寿しは、正直あまり好きではなかったです。大人になってこのおいしさがわかるようになりました。冬になると1,2回は食べるかな??先にも書きましたが・・・・・かぶら寿しってけっこう高いんですぅ。なので、そんなに頻繁にはいただきませんが・・・・・あ、普段は四十萬谷本舗のかぶの浅漬けが好きですね。(かぶの浅漬け、ネット通販での取り扱いはないみたいですが・・・・。)

話はかぶら寿しに戻ります。
優しい味わいのお漬け物ですね。
優しい酸味と優しい甘みが見事にマッチしているなぁと思うのですが、子供の頃は、この絶妙なハーモニーを受け入れられなかったんだなぁ。また、シャキシャキとしたかぶの食感とふんわりとしたぶりの食感の対比もまたいいんですね。

ぶりと麹が合わさると、少し香ばしさを感じます。不思議だなぁ、深いなぁ。
かぶら寿しに似た大根寿しもある(でも、やっぱりかぶら寿しの方がおいしいなぁ・・・・・)
ちなみに、かぶら寿しに似たお漬け物に大根寿しがあります。
- 大根寿しも四十萬谷本舗で通販できます 大根寿し 袋入り(約2本)
大根寿しは、かぶの代わりに大根、ぶりの代わりににしんをサンドイッチしたお漬け物(かぶら寿しと同じく麴漬け。)です。ちなみに、大根寿しの方が安価です。
むかしむかしも、「かぶら寿しはお殿様が食べる高級品」で、庶民には手が出なかったそうですよ。代用として生まれたのがかぶら寿しより安価な材料で作ることができる大根寿しでした。
私は、大根寿しも食べたことがありますが、やっぱりかぶら寿しの方が好きです。かぶの方がやわらかいので食べやすいんですよね、それにやっぱりにしんよりぶりの方が・・・・・ごにょごにょ。
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