石川県加賀市の山代温泉♨️にある老舗の和菓子屋さん音羽堂の加賀紫雲石について今日はまとめていきたいと思います。
皇太子殿下献上品としても有名。テレビや雑誌など多くのメディアでも取り上げられたことのある和菓子です。本店は加賀市。金沢市では、金沢百番街あんとの百番銘菓の中でも買うことができます。
紫雲石ってなんなんだろう?
紫雲石ってそもそも何なんだろうと気になって調べてみると、そういう石の種類のようですね。数珠にも使われているきれいな石のようです。どうしてこの和菓子が紫雲石という名前なのかの由来は調べてもわからなかったのですが、紫雲石のようにきれいであることは合ってるかもしれませんね。
加賀紫雲石/小豆(ノーマル)とうぐいす豆バージョンの紫雲石「翠玉」を買ってみた
今回は、加賀紫雲石(小豆・ノーマル)とうぐいす豆で作った紫雲石「翠玉」が3個ずつ一緒に入った6個入りを買いました✨✨
「皇太子殿下献上品」と書かれた紙が入っています。見た目はきれいなのですが、薄い紙にゆるーく包まれているだけです。表面には、シャリシャリ砂糖が固まった層があるので、まぁ、乾燥等で味が落ちたりすることはなさそうですが・・・・初めて見た時はちょっとびっくりしました。
紫雲石はきんつばに似たお菓子とも言える・・・・し、似て非なるものとも言える
金沢(石川県)の和菓子と言えばきんつばも人気がありますね。寒天を用いて粒あんを四角く固めるというポイントは、紫雲石もきんつばも同じです。そういう意味では、紫雲石はきんつばとも似ていると言えるかもしれませんね。しかし、と同時に似て非なるものとも言えると思います。
紫雲石は、食感も味わいも繊細な和菓子です
紫雲石の原材料を確認するとめっちゃシンプル。
甘納言(小豆・うぐいす豆)グラニュー糖、寒天、水あめ
こんなにシンプルな原材料でこんな芸術的な和菓子が仕上がるとはさすがの職人技。
一番外側は、シャリシャリとした砂糖が固まっている層です。とっても薄くて、食感は繊細。
手で強めに握ると壊れそうになりました。取り扱い注意です。
内側は、きれいな透明のゼリーとたくさんの小豆(もしくは、うぐいす豆)です。このコントラストがすばらしくきれいですね。
優しいシャリシャリの表面に対して、ゼリーは、ホロホロとこちらも繊細な食感。主役である小豆やうぐいす豆の食感や風味を邪魔することなく、シャリシャリホロホロ儚くなくなっていきました。
小豆の素朴な風味と甘みは、ストレートにおいしいですし、うぐいす豆の方は少しの青くささと共に甘みがやってきて、クセになりそうなおいしさ。つまり、どちらもおいしいです。
紫雲石の涼しげで爽やかな見た目と味わいはお中元にもおすすめ
この涼しげな風貌や、ゼリーの爽やかな食感。故に、私は、加賀紫雲石は、夏のギフト、お中元なんかにもいいかなと思います。
とは言っても、もちろん、紫雲石は、春夏秋冬いつ食べてもおいしいですし、好きな時に食べればいいんですけどね。
- 公式サイト https://otowadou.jp/