鎌倉旅行2日目。北鎌倉を散策。
ガイドブックで見つけておいしそうだなぁと思っていた松花堂のあがり羊羮をお土産に買いました。北鎌倉では、円覚寺と建長寺をゆっくり見る予定でいましたが、(ガイドブックの情報によれば・・・・・)人気の羊羮故、早々に売り切れることもあるとのことでしたので、午前中(北鎌倉に着いてすぐ。)に買いに行きました。お店の場所は、JR北鎌倉駅から近いです。
あがり羊羮は要冷蔵だが、1日くらいは持ち歩き可能
あがり羊羮は要冷蔵。

あまりよく調べなかった私が悪いのですが、常温保存だと思い込んでいました。(ちーん。)その日はいい天気すぎるくらいいい天気で、かなり暑い日だったので、買うのをためらっていると店員さんの方から、「1日くらいは常温で持ち歩いても大丈夫ですよ」と声をかけてくださいました。保冷剤を入れてもらって、お家に持ち帰り、その後しっかり冷蔵庫で冷やしていただきましたよん。
あがり羊羹に歴史あり
ちなみにあがり羊羮の「あがり」は、「献上」の意味です。江戸時代尾張徳川家に御用の品として献上された羊羮だったから、あがり羊羮。そこが名前の由来。うーん、想像以上に、さすがなお味でした。

ガイドブックにもホームページにも、あがり羊羹の説明として、「水ようかんと蒸しようかんの中間のようなようかんである」と表現されていました。非常にわかりやすい表現で食べる前から何となくわかった気になっていたのだけど、水ようかんと蒸しようかんの中間がこんなにすばらしいものだとは知らなかった。実際食べてみて、そのおいしさに感動しました。
水ようかんと蒸しようかんの中間のような羊羹って!?
蒸しようかんのようなもっちり感は確かに少しあるけれど、なーんか儚くて、でも水ようかんのようにぷるんぷるんしているわけでもない・・・・・不思議な弾力。

口の中に含めば、ひんやりと、そしてサラサラと・・・・・きめ細かいあんがほどけてゆく・・・・・と同時に控えめで上品、上質な甘みが口の中にふんわりと広がります。いやぁ、おいしい。今まで食べたことのない忘れられない羊羮になりました。